最近観た映画とドラマのメモ
ねたばれあります!
イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年 アメリカ)
この1枚がもうすごくポジティブ↑
映画の本編もこんな感じでした!
イエスマン "YES"は人生のパスワード(字幕版) (予告編)
何でもかんでもNO!と断ってきた男がひょんなことから「何にでもYESと答えよう」というセミナーに参加します。NOをYESに変えると人はどれだけ変わるのか。
面白かったです!
ジムキャリーってよく聞く名前だなと思ってたんですけど、この映画で初めて本人を見ました。主人公です。
ズーイー・デシャネルも素敵でした。
何でもYESでやってみようということになった主人公が韓国語を習いに行く場面もあったのでKPOP好きの自分としてはニヤニヤしました。
あれもこれもやってみようっていうポジティブな気持ちになれたので観てよかったです。
ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年 イギリス)
ワン・デイ 23年のラブストーリー アン・ハサウェイ インタビュー
このインタビュー映像を本編より先に観ました。この映画の中で主人公演じるアンハサウェイは23歳ぶん年をとっていきます。その時間の流れによる変化を表現する時に、主人公が来ている洋服が大きなポイントになっている。というのを聞いて、この映画観てみたいなあと思いました。
楽しみにしていた衣装は、やっぱり力が入っているのがわかって面白かったです。
でも23年間の7月15日という特定の日に スポットを当てて描かれていくのですが、単純に「1年のうちのほかの日はなにしてんのかな?」と疑問でした。なぜ7月15日にこだわる必要があるんだろう。あとこの雰囲気でお互いに恋愛関係だと認めないでいつまでも親友とか言ってるのも意味分かんなかった。すっごい野暮なこと言ってるかもしれないんですけど、本当にわかりませんでした。
スカッとする話でも 甘いラブストーリーというわけでもない、重ための映画だと思います。でもこんな風に好きだけどすれ違っていくカップルもいるんだろうなと思いました。いつまでも相手がそこにいてくれると勘違いして、寄り道ばかりしていると相手のところに戻れなくなってしまうこともあるんだなあ。
プラダを着た悪魔(2006年 アメリカ)
やっっっっと観ました。この有名作を(^o^)/
そして再びアンハサウェイ。
主人公がどんどん綺麗になっていくのが見ていて面白いです。
途中から「主人公はこのままきらびやかな世界にいるのが幸せなんじゃないか」と思っていたのですが、もともと彼女はほかにやりたいことがあって、そこにつなげるための手段として着飾ることを始めました。それなのにいつの間にか手段が目的になってしまってた。
きらびやかな世界って、こんな風に本来の目的を忘れてしまうくらいに誘惑の強いものなんだなと思いました。
そして最後に主人公はもとの質素な服装に戻るんですが、明らかに前より綺麗になってるんですよね。面白かったです。
ホテルコンシェルジュ (2015年 日本)
Honey L Days / デスペラード(Drama Photo Mix Ver.)
面白かったです。つっこみどころも多々あったけど(^o^)
西内まりやさんはスタイル良くて制服すごく似合っていたし、顔はけっこうキリッとしてるんだけど声がほわほわしているので、主人公のキャラクターに合ってました。まわりがほっとけない雰囲気も出ててよかったです!
とくに好きだったのは夏菜演じる高垣さんと、浅利陽介演じる西崎さん、武田航平演じるお花男子(フローリスト)の丹後さんでした(^o^)/
高垣さんメインの回が一番面白くて好きでした。
さいはてにて〜やさしい香りと待ちながら〜 (2015年 日本)
永作博美×佐々木希共演のドラマ!映画『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』予告編
監督は台湾の女性監督の姜秀瓊。
遠くから撮っていて、人物が小さく映ってるような映像がすごく好きなので、まず映像の雰囲気自体がすごく好きでした。
多くの人が憧れるような、どこか現実離れしてる珈琲のお店が出てくるんですが、そこで起きるのは夢みたいな出来事ばかりではなくて、どうにもならないような現実的な悲しい出来事も起こります。
まわりに助けを求めればいいじゃないって思ったんですけど、頑なにそうしようとしない。子どもの心は複雑だ…
途中子どもたちの保護者が絵里子から岬に入れ替わるような形になるんですけど、まさか岬に「誰かに珈琲を入れてもらうのっていいな」と思わせるのが絵里子だとは、思わなかったですね。最初の方とか観てるかぎり。
でもその中で良い方に変わっていくものや、新しく手に入っていくものもあって、悲しいばかりじゃない映画でした。
最後に 岬がなぜ戻ってきたのかはハッキリ描かれてはいないですけど、もう岬は自分自身だけのものじゃなくて、あんなに戻ることを心待ちにしてくれる存在ができてしまったら、そりゃ戻ってくるよねって思いました。ひたすら1人で待つ側だったのにね。
タイトルにある「やさしい香り」というのも、最初は珈琲のことかと思ったんですけど、絵里子が海辺で待っている場面を見ると海の香りのことでもあるのかなとか。子どもの香りとかお父さんの香りとか、映画では伝わりづらい「匂い」というものについても考えたりしました。
面白かったです。
あと離婚する時に子どもに意見聞くのはいいとしても、子どもに「自分がこっちを選んだ」と思わせるのはあまりにも可哀想だと思いました…