by the way,

れっべる怖い

メアリと魔女の花

ねたばれあり

 

昨日メアリと魔女の花を観てきました!


「メアリと魔女の花」予告3

この作品、個人的に好きな要素てんこもりでした!

  • 魔女
  • 植物
  • 自転車
  • 子ども

そしてやはりジブリにいた人たちが作ってるだけあって

作画すごかった(@_@)

すごく動くし絵が崩れないし、見ていて気持ちがいい。

メアリの髪の毛の質感とか、すごかった。触ってみたくなった。

猫たちの柔らかさとか、夜間飛行の実がはじけた時のネバネバした触感とかが、観ているこっちにも伝わってくるみたいでした。

あと歩いたり走ったり鏡を見たり何かを食べたり、普通の動きもしっかりしてました。

暴れる箒で疾走する場面は、近くに座ってた子どもがはしゃいでました(^^)

 

ただ、その作画のレベルの高さが、お話の内容込みの「ひとつの映画」としてのハードルを上げまくってると思いました。もう少し絵のレベルが下がってたら、脚本やキャラクターの魅力とのバランスがとれて、こんなに「もったいない」と思うこともなかったんじゃないかな。

 

印象的だったところ(良いも悪いも)

シャーロットおばさまとメアリ

このふたりをもっと時間をかけて見たかったな…。

やっぱり館をメインの舞台にして、おばさまとか庭師とかピーターとかとの関係が育まれていくのをゆっくり見る映画だったらすごく好みの映画だったのに(魔法要素全否定…)

でもメアリが遅く帰ってきて「素晴らしい1日だったの!!」と言ってるのに対して、「何をしていたの?」とおばさまが聞かないのは、すごく違和感あったけど。

 

メアリの館での生活のほうが、魔法学校云々よりも魅力的に見える

これ、この前に観た「ひるね姫」でも思った。

「非日常の出来事(ひるね姫だったらタブレット云々、メアリだったら魔法とか魔女云々)よりも、主人公たちの普通の生活の描写のほうが面白いな。なんでだろう?」と。

だって主人公たちの普通に生活ってそもそもわたしにとっては普通じゃない。

倉敷での暮らしも、イギリス風の庭園がある館での暮らしも、物語の主人公たちには「日常」でも、わたしにとっては「非日常」だから、もうそれを丁寧に描いてくれるだけでも面白いんだよ。そこにあえて警察とか組織とか魔法とかの「非日常」の要素を加えなくたっていい。って思っちゃいました。

これはたぶん背景が良い仕事しすぎてしまってるんじゃないかな。

本当に日常を、そのあとに起こる非日常としての対比で描きたいのなら、日常(にしときたい)場面の背景はあまり綺麗に描きすぎないほうがいいと思う。

メアリの館の庭園も、ひるね姫倉敷の風景もすごく綺麗なんですよ。それをはじめて見た時の感動が、その後出てくる事件の数々の中で見る風景の感動を上回ってしまってる。

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メアリに出てくる魔法学校、全然楽しそうに見えなくて、行きたいとも思えなかった…

もうあの庭のある館に帰ろうって思った…。館にはめっちゃ行きたいと思った。あの庭で植物とか虫観察したり、森を探検する方が100倍面白いだろって思ってしまいました。

 

個人的な願いだけど、魔法と機械ってあんまりからめてほしくない。

 

「すべての魔法を解く呪文」

なに…その…「肝心な時でもテンパらずに的確にその時必要な道具を出してくれるドラえもん」みたいなw

その呪文あるならもう何も怖くないじゃないかっていう。

この呪文が登場してきた時から緊張感なくなったていうか。動物実験の被害にあった動物たちもその呪文かけたらすぐに元に戻るし、それまでのシーンで見え隠れしてた「魔法の闇の部分」が一気にたいしたことなくなった感じがしました。

過去に実験の被害にあった生徒ってこの呪文で何とかならなかったのかな?すでに死んでしまった人には使えないのかな。

その呪文、魔法の神髄?とかいう厚い本の真ん中あたりのページに載ってるんですけど、その呪文あるならもう他のページの細々した魔法いらなくない?少なくとも半分の厚さで済むんじゃないか。だってすべての魔法を解く呪文があるんだから。これ魔力持った人に使ったら魔力無くしてしまったりしないのかな。

 

やたらと「箒に対する愛が足りん!!」とか言ってくる人

この人大好きでしたw

動きが面白すぎてwなんだあの走り方はww

この人をひたすらスロー再生で見ていたい。

しかも大事な時に箒持ってきてくれる隠れヒーロー(^o^)

ドクターが「彼は変わらんのう」とぽつっとつぶやくのも印象的だったなあ。

 

メアリの性格

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メアリ可愛かったです。性格には賛否両論ありそうだけど。

魔法大学で褒められて調子乗るところとか(それだけ普段褒められることがなかったんだろうって思うと切ない)、自分が助かるために友人を売ってくスタイルとか(たしかに自分が怒られてる時に他の人の名前出すこともあるけどもw)、本をパクるとか(そして「怖かったんだから、誰だってそうするわよ!」とか言う)

おいw

とも思ったけど、けっこう好きだよこういう主人公は(^q^)

聖人みたいに大人が望むリアクションしてくれる子どもキャラクターより全然良い。

声も可愛かったですね。声が可愛かったので性格的におや?と思うようなところも「まあまだ子どもだしね…」と思えた。

逆にその聖人みたいな子どもというのがピーターだったような。声もイケボだし。なんだ君、アニメのキャラクターか…みたいな感じでした。

良い奴だからいっか。

 

猫好きにはたまらん

猫2匹が可愛かった〜〜

しかもわたし可愛いでしょ?みたいな猫じゃなくて、むすっとした猫なところがポイント高いw

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なんでメアリがこの2匹の猫と最初に出会った時に「恋人同士なのね!!」と決めつけたんだろう。双子かと思ったんだけど…

 

あと俳優さんたちの声の演技はみんな上手でなじんでたように思います!

神木きゅん

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シャーロットおばさまの声が大竹しのぶさんだったの、全然気付かなかったなあ。

天海祐希さん声の演技すごく上手でした。

箒への愛が足りんとか言ってくる人の声、佐藤二郎さんだったのかw

  

まとめ

背景が綺麗で猫が可愛くて全体的に動きがすごい映画でした!

作画の面では何回も観て損の無い、むしろ得るものの多すぎる映画だと思います。

思うに、全体がひとつのエピソードになってるところが、途中少し怠くなってしまう原因なんじゃないかなあ。

千と千尋のワンシーンの、ドロドロの神様が来て、それが実は河の神様で、千尋の行動によって助けられる。そして褒美を残して去って行くみたいな。こういうひとつの問題が解決して主人公が成長するようなエピソードが間に入っていると、見てるほうはそこで一息つけるし主人公の変化を実感できると思います。

でもメアリって最初から最後までがひとつのエピソードな感じがして、息継ぎができなかった気がする。それが途中見てるのがちょっとつらくなる理由のひとつではないだろか。

 

魔法が夢のあるものじゃなく、強すぎる力として描かれていて、最後には捨てられるというのは面白かったなぁ。魔女じゃなくたってメアリのまわりには良い人たちがいるわけだし、実際のところ、魔法なんてなくても やってかなきゃいけないんだもんなぁ。

 

  

 

 

スタジオポノックが制作した、ポインコのアニメーション動画 


ポインコって飛べるの・・・?!

ポインコ好きw