最近観た映画のメモ
最近「外国の映画を字幕で観るか吹き替えで観るか」ですごく悩んでいます。
今までは「役者本人の声が聞きたい」と思って字幕を観ていたのですが、字幕だと字数の関係で本来の台詞の意図がわからなくなっていることが多いような気がしてきて。
とくにファンタジー系とか歴史ものとか、世界観や状況の説明が多く必要になってくる映画って、字幕で見るのは危険なんじゃないかと最近思えてきたのです…
なんとなく、ちょっと前に「ファンタスティック・ビースト」と「ミス・ペレグリン」を字幕版で観たあとに「これ吹き替えで観たほうがまだ理解できたかも」と思いました。ごくたまに英語が聴き取れることがあるんですが、聴き取れた台詞の内容と字幕で表示されてる内容が全然ちがうじゃねーか!!と感じる時があってですねw
それに字幕を読んでる間、役者さんとか画面に映っている他のものから目をそらすことになるので、細かいところを見落としてるんじゃないかとも思います。
でも吹き替えは吹き替えで、声の演技がオーバーに思える時が多くてなんかやだなって思うこともある。どっちにも良いとこ悪いとこあるんだよなあ〜。
なんだかもうとにかく、映画を観ても「話がよくわかんない」「この人がこの行動をする理由がわかんない」ということが多くて困っていますwちょっとでも多く理解したいんですけど。
ちょっとでも多く理解するにはどちらで観るのがいいんだ。
外国の映画を字幕で観るか、吹き替えで観るか。問題はつづく…
ということで最近観たものについて。ねたばれあります。
映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』本予告【HD】2017年3月18日公開
色々、メカとか謎の生き物とか男の子とか女の子とかその家族とか近所の人とか、ほんとに色々なものが出てきて派手なシーンもたくさんあったのですが、最初のほうでココネちゃんが朝起きて朝ご飯作ってお父さんと一緒に食べるシーンが一番好きだった。
むしろココネちゃんの毎日を描くだけでも2時間観てられたと思う(^^)学校生活とかもっと見たかったな〜。ココネちゃん好きだ(^o^)
切迫した場面でも声がとろ〜んとしてて、ちょwと思ったけど。
夢なのか現実なのか寝てるのか起きてるのか、途中からかなり混乱しました。映画を観ながら頭で整理するのが苦手なので、途中から何が何だかわかんなくなってしまいましたとさ(^q^)
そしてケータイが可愛すぎる(^^)
はじめてウディ・アレン作品を観た。
見栄ひとつでここまで破滅していける人ってのも凄いなwと半笑いで観ていたのですが、これ、けっこう笑えない話なんだよなあ〜
彼女がこれから再スタートするのは無理だろうなって思う。あまりに彼女が救いようがない見栄っぱりなので、もうこっちが笑って茶化してちょっとでも重いものを軽く見ようとするしかなくて、謎の笑いが生まれました。観ているうちに。
「まともな人」って何、「普通の人」って何なのよ…。
はじめてウェス・アンダーソン作品を観た。
12歳の男の子と女の子が、「僕たち私たちにはお互いしかいない」って思う状況って、幸せなんだか不幸せなんだかわからない。
最初はふたりの駆け落ちを可愛らしいものと思って観ていたんだけど、大人が描く理想の子ども像から逸脱した子どもって、こんなに孤独なもんなのかと思って、見終わったあとはどんよりした気持ちが残る。可愛らしい映像にだまされた感ある(-_-)
それからまわりの人の気持ちの変化の描写をあえてちゃんとしてないのか、それとも私が読み取れないだけなのかわからないけど、まわりの人が何をしても上っ面の行動に見えてしまって、それが余計にふたりの子どもの孤独感を増幅させてるような気がしてしまう。
リスボンに誘われて
最初から最後までじーっと観てしまいました。派手な作りじゃないのに(ド迫力の映像!!とかそういうのが無い。風景はすごい綺麗) 何でこんなにじっと観ちゃうんだろう。人物ひとりひとりの目の力やしわでできる表情に惹き付けられるのかなあ。全員が、「この人 何かある」って思わせられるような存在感の強い人だったような気がします。
原題がNight Train to Lisbon。ラストシーンはお昼、スイスへ帰る列車の前で「ここに残ればいいのに」とこの旅を通して出会った女性に言われて終わる。最高か(^o^)
おもひでぽろぽろの終わり方とか好きなんだよな〜
主人公はリスボンに残ったんだと思いたい。というか私が校長だったら主人公をすでにクビにしているw
終わり